缶バッジを活用することでモノに対する愛着がわく

ライフスタイル

どんなことでもそうですが、所有物に対して、何かしらオリジナル性を出すことができれば、より一層愛着がわきます。

例えば、少し前の時代になりますが、ガラケーにデコレーションをするのが流行りましたよね。ほかにも、アタッシュケースにシールを張ったり、ヴィンテージジーンズにワッペンを張ったり、愛車にペイントを施したり・・、とまあいろんな形で、所有物にオリジナル性を出すことが可能となっています。この時大切なのがいかにしてクオリティを高めるかどうか。

クオリティが低ければ、外に持っていこうという気にはなれません。ただの失敗作に終わり、使う頻度も著しく減少してしまいます。そんななか、缶バッジは失敗が少ない、とても使えるアイテムとなっています。

缶バッジを何につけるのか

缶バッジに対してなじみのない人は、そもそも、その用途がわからない、という方も多いことでしょう。缶バッジの用途は多岐にわたり、日用品のあらゆるモノに対して活用することができます。例えばバッグなんかはその筆頭的な存在でしょう。

シンプルなリュックに、缶バッジをつけるだけで、非常におしゃれかつカジュアルな仕上がりとなります。ここで注意したいのが、つける場所です。

一般的には、上部の端、または、下部の端につけるのが人気となっています。几帳面な日本人の考え方からすると、どうしても中央につけたくなりがちですが、これだとかえって不格好な仕上がりとなってしまいます。

いざ、缶バッジをリュックにつけようとすると、この位置決めで結構苦戦すると思いますが、適切な位置に取り付けれた時の満足感、達成感は計り知れません。そもそも、そこにこだわりを持てるようになれば、缶バッジにハマりだしている証拠です。とてもいい兆候なので、位置決めにはとことんこだわりを持ちましょう。

ライダースジャケットと缶バッジの相性は最高

次に、缶バッジをつけるアイテムとしてライダースジャケットを上げたいと思います。ライダースジャケットと缶バッジの相性は最高で、見た目の雰囲気をガラリを変えることができます。

ライダースジャケットは近年、爆発的な人気を博したジャンルであり、今ではもはや定番アイテムとなっています。バイクを乗るとき以外にも、街着として、はたまたビジネスシーンで、スーツと合わせたりしながら愛用されています。

そんなライダースジャケットですから、当然オリジナル性を出したいと思うようになるものです。その際、缶バッジは最適なアイテムなのです。ただし、ビジネスシーンでの缶バッジはあまりお勧めできません。スーツやスラックスとの相性は、どう考えてもよくないので、避けたほうがいいでしょう。

ただまあ、今後の展開次第では、もしかすると、ビジネスシーンでも普通に缶バッジを付けたライダースが適用されるようになるかもしれませんがね。その第一人者としてあなたが流行らしていくのも面白いかもしれませんね。

缶バッジをつければ穴が開くが・・

ところで、缶バッジをつけるとなると、当然一つの現象が起こります。その現象とは、穴が開く、ということです。缶バッジは、針状のピンを対象物に貫通させることで留めますからね。これをせずして缶バッジの装着はあり得ません。

ここで気になるのが、対象物に穴が開いてもいいのか?ということです。これに関しては、人それぞれの好みということになるので一概には言えませんが、一度缶バッジにハマると、穴が開くことに対して特に抵抗感を感じなくなります。

また、対象物の素材にもよりますが、缶バッジであけた穴というのは、それほど目立つものではありません。なので、缶バッジを装着した後、位置が気に入らなかったり、そもそもデザインが気に入らなかったりして、取り外したとしても、そこまで問題はないんですよね(あくまでも個人の見解です)。

確かに最初は、「穴が開くからやめようかな」みたいな心理が沸き起こってきますが、せっかく抱いた興味をそれしきのことで、あきらめてしまうのはもったいないような気がします。

ワーク系のアイテムとの相性もいい

缶バッジと相性のいいアイテムとして、ワーク系のアイテムが挙げられます。ワークキャップ、ワークジャケット、デニムジャケット、デニムブルゾン・・。こういった武骨なワーク系アイテムに、缶バッジを装着すると、中和性が図られ、最適なバランスを生み出すことができるからです。

ファッションの基本として足し算引き算がありますが、まさにその典型的な、いわば公式のような例だといえるでしょう。ただし、あまりにもたくさんの缶バッジを装着するのはナンセンスです。

せいぜい3個くらいまでにとどめておくのが得策です。あまりにも多くの缶バッジをつけてしまうと、缶バッジそのものが主役となってしまって、全体のバランスが著しく崩れさせてしまいます。あくまでも主役は洋服なのであり、缶バッジはそれら主役の存在をより一層魅力的なものにするためのサポート的な存在でなければなりません。この点はしっかりと留意しておく必要があるといえるでしょう。

オリジナルの缶バッジを作るのも楽しい

缶バッジにはまりだすと、次の展開として「自分でオリジナルの缶バッジを作ってみたい」と思うようになります。自分の好きな絵を缶バッジに投影できれば、それだけで高い満足感が得られるというものです。そのためのキットが多数販売されており、そこからだけでもいかに缶バッジの需要が高いかをうかがい知ることができますよね。

最初はなかなかうまくいかないこともあるでしょうが、試行錯誤を繰り返す中でうまくできた時の喜びは相当なものですよ。そしてそれを自分が愛用するアイテムに装着することを考えてみてください。なんだかドキドキワクワクしてきませんか?

これぞまさにモノづくりの基本。このドキドキわくわく感を楽しめる要素が缶バッジにはふんだんに詰まっているのです。もしもですよ、かなりクオリティの高い缶バッジを作れるようになれば、それをハンドメイド作品として、ネットで販売してみるのもいいんじゃないでしょうか。好きなことで、臨時収入が得られれば、これ以上ない喜びとなるでしょう。

缶バッジには楽しみが詰まっている

ここまで缶バッジについて、あれこれと述べてきましたが、結局のところ言いたいのは、缶バッジには楽しみが詰まっている、ということです。愛用する品物に対してオリジナリティを出すことができますし、装着する際にはその位置決めやデザインを真剣に検討する自分がいます。缶バッジに対する興味が深まってくると、収集するようになります。

コレクションとして、いろんなデザインのものを、世界中から(インターネットを通じて)探すようになります。さらに次の段階として、自分で作るようになります。

そしてそれを販売するようになります。売れた時の喜びは計り知れません。このように、缶バッジ一つでその後の展開は大きく広がっていき、各段階で、大きな喜びが得られるのです。

世の中にはいろんな楽しいこと、素敵なことが、あふれていますが、缶バッジもその一つです。いわば趣味的な要素を内包しており、実際これ(缶バッジ)を趣味として楽しんでいる方も多く存在します。

前述したように、コレクションとして集めたり、自分で作ったりとね。ほかの趣味にありがちな、お金がかかるようなものでもありませんし、少しでも興味を持ったならぜひ缶バッジに関する活動(缶活とでも言いましょうか)を始めてみてはいかがでしょう。

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