現代人の多くが悩む腰痛

ヘルス

2本足歩行するようになった人類。両手が自由に使えると言う便利性を得ることができた一方で、腰に負担がかかり腰痛が起きると言うリスクも手に入れてしまいました。

一般的に腰の老化現象は20歳を過ぎると始まると言われています。高齢化社会となった現代では、20歳をはるかにオーバーした人たちがたくさんいます。さらに車やPCの普及で座っている時間が長くなった現代人。40代以上になれば腰痛持ちで悩む人の数が非常に多いのが現状です。

腰痛になる原因について

腰痛になる原因の一つが老化です。これはある意味仕方ないことでしょう。

しかしまだ若いのに腰痛になってしまう原因としてあげられるのが、長時間のデスクワークです。PCに向かって同じ姿勢で長時間座っていると、知らぬ間に身体、特に肩や腰に大きな負担がかかってしまっているのです。特に仕事に熱心な人ほど、「座って画面を見続ける」と言う不自然な体のポジションに気がつかないので要注意です。

さらに便利な今の世の中は、ネットで全て完結することも可能となり、人々の運動量が減っているのです。これがさらに腰痛へのリスクを高めています。最近ではテレワークなど自宅で仕事をする人も増えてきて、通勤さえしなくても良いことに。運動量は限りなく減っています。

もう一つ腰痛の原因としてあげられるのが「体重オーバー」つまり肥満です。体重が重いと、それだけ腰にも負担がかかります。横になっている時以外、いつも数キロの負担が腰にかかっている状態が続けば、そのうち腰は悲鳴をあげることになります

腰痛を予防する生活習慣

腰痛にならないようにするには、毎日の生活習慣を見直すことがとても大切です。

骨格などの遺伝的要素で腰痛になりやすい人は、とりわけ若い頃から腰痛にならないための習慣を身に付けることが重要です。

腰痛持ちさんは姿勢が悪い人が多いのですが、まずは正しい姿勢を意識することから始めて見ましょう。

全身が映る鏡の前で横になって立って観察して下さい。あごが出ている、前かがみになっている、もしくは後ろかがみになっているなら要注意です。

さて、身体の筋力が低下すると体をまっすぐに支えることが難しくなり、正しい姿勢がキープできなくなります。筋肉を衰えさせないために、無理しない程度で毎日運動する習慣をつけましょう。簡単にできて費用がかからない運動ならウォーキングです。正しい姿勢で歩くことを身につけましょう。

また太り気味の人は、栄養バランスのとれた食事をとり体重のコントロールをするように努めて下さい。

腰痛になると引きこもって食べてばかり。さらに腰痛が悪化と悪循環に陥るケースがあります。

腰痛になってしまったら

さて、現在腰痛で悩んでいる方の痛みの解消方法を紹介したいと思います。まず腰痛には慢性のものと急性のものがあります。

ぎっくり腰のような急性の腰痛であれば、1週間ほどもすれば改善の兆候が見られます。しかしいつまでも痛みが消えない、悪化しているケースでは何らかの病気にかかっている可能性もあるので、まずは医師の診察を受けて指示に従いましょう。

慢性の腰痛であれば、腰への負担を減らす、コルセットを着装する、温める、マッサージ・指圧・針灸・整体を受けるなどで対処していくのが一般的ですが、手術するケースもあります。

接骨院や整体で治る、または症状が改善することもあれば、そうでない場合もあります。八千代市の城ノ戸鍼灸院のサイトによると、腰痛もヘルニアのような疾患もあれば、ケガなどが原因の場合もあり、また別の疾患から来ている場合もあるようです。

どうしても痛みが強くて我慢できない場合は、鎮痛剤などの服用もするでしょう。しかし鎮静剤に頼り過ぎるのは健康リスクがあるので、オススメな方法ではありません。

腰痛で生活の質が下がらないように、自分の体の健康管理を心がけて下さい。

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